★OMEGA─3
・最近、OMEGA─3(オメガスリー)という言葉を聞くことが増えたのではない
かと思います。
OMEGA─3は油の種類の名前です。
・油脂の種類
油脂の種類には以下のものがあります。
◇飽和脂肪酸
体内で合成可
動物の脂、バター、パーム、ココナッツなど。
◇OMEGA─9 単価(一価)不飽和脂肪酸
体内で合成可
オレイン酸
加熱OK
紅花、オリーブ、アルガン、アボカド、アーモンド、ピーナッツ、菜種、米、ゴマ
など。
◇OMEGA─6 多価不飽和脂肪酸
体内で合成不可
リノール酸
ひまわり、サラダ油、コーン、紅花、大豆、綿実、グレープシード、ゴマなど。
血液を固める。
◇OMEGA─3 多価不飽和脂肪酸
体内で合成不可
α─リノレン酸
青魚、甲殻類、オキアミ、アザラシ、オリーブ、エゴマ、亜麻仁、インカチン、チ
アシードなどの種やナッツ類など。
血液をサラサラにする。炎症をしずめる。
(私が得た情報では、日本人は亜麻仁油の消化酵素がないとか。やはり、もとから日
本にあるものこそ消化できる可能性が高いのだと思います。)
◆OMEGA─3とOMEGA─6は2対1の比率で
・人は、OMEGA─3とOMEGA─6の油を2対1で摂るとよいといわれている
のですが、現代日本人の比率は6対1。圧倒的にOMEGA─6がまさっています。
・この比率に戻すには、ほぼ毎日、青魚が食卓に上るとよいそうです。日本人の青魚
を食べる量が減って、多くの成人病が増加しています。
・OMEGA─3以外の油脂は体内の炎症をアップさせます。
しかしながら、OMEGA─3とOMEGA─6は摂る量のバランスが大事。
イヌイット(北極地方のアザラシを多食する民族)は摂取する油脂がOMEGA─
3に偏り、鼻血が止まらないなど、血液が固まらなくなるで障害が出ています。
◇OMEGA─3は魚の中で作られる?
OMEGA─3は、魚の体内ではなく、魚が摂取している藻やプランクトンの中に
含まれています。藻やプランクトンが小さな細胞を冷たい水の中で柔らかく保とうと
して、身に付けるに至った成分です。
◇OMEGA─3の働き
・免疫力アップ
・体内の炎症をしずめる
関節痛、関節炎などの炎症性の痛みや問題に
・集中力アップ
・学習能力アップ
・美肌。肌ツヤをよくする。
・乳がんリスク↓
・便通をよくする。
・更年期障害↓
・生活習慣病↓
・妊婦さん、胎児、授乳中のお母さんと赤ちゃんにもOMEGA─3は不可欠です。
足りないと、
胎児の脳の発達に悪影響があり、
出産後の母親は育児放棄となることもあるそうです。
・心臓疾患に。「coQ10(コキュウテン)」と合わせるとさらによいといわれて
います。
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