ビタミンB群


 

<ビタミンB群>

 

・ビタミンB群は「代謝ビタミン」と呼ばれています。

 代謝に不可欠なビタミンです。

 

 食べたものを身体の栄養とし、エネルギーとするには、ビタミン

B群とビタミンCが不可欠です。これらは私たちが生きる源である

エネルギーを作ります。

 

・抗酸化の働きもあります。

 

・ビタミンB6、B12、葉酸などは赤血球を作ります。

 

 その結果、酸素量が増え、栄養が血液とともに細胞のすみずみに

まで運ばれます。

 

・現代の生活はビタミンB群の消費が増加傾向にあります。

 

・神経の安定、うつ、自律神経失調症、精神科の不調にビタミンB

群が注目されています(とくに葉酸、ナイアシン)。

 ナイアシン欠乏による精神病や精神科の不調も存在します。

 

=ビタミンB1

(糖分からのエネルギー産生、皮膚や粘膜の健康維持)

=B2、B6(脳内物質の合成)

=B12(神経痛、神経の安定。赤血球の形成を助ける)

=ナイアシン(B3)(ウツの改善に)

=ビオチン(皮膚や粘膜の健康維持)

=葉酸(赤血球の形成を助ける。ウツの改善に)

=パントテン酸(栄養の代謝に関わる)

 

 

<ビタミンB群の働き>

 

・血液循環↑アップ  体温↑アップ

 ポカポカあたたかく。冷えにも。

 体温36.5度というベストの状態に。<新陳代謝も↑アップ

・抗酸化、免疫力↑アップ  細胞の健康維持

 

・学習に。集中力↑アップ。

 

・運動の集中力、持続力、体のキレ↑アップ。

 

・呼吸が深く、ラクに。息切れ↓。

 

 

※重要/ナイアシンのこと

 

ナイアシンを飲むと、

皮膚が赤くなったりピリピリしたりすることがあります。

これを「ナイアシン(ビタミンB3)フラッシュ」といいます。

 赤くなるところは酸欠のところなのだとか

 外国には赤くなることを利用して、治療すべきポイントを特定し

ている内科医や整形外科医もあるそうです。

 

 皮膚が赤くなったりピリピリしたりしてもしばらくすると落ち着

きます。気になる場合は水を多めに飲むと、早くおさまります。

 

 赤くならない方は、すっごく健康状態がいいか、

あるいは、その逆とも……?

 不調で赤くならない方も、ナイアシンを続けて摂っていると次第

に赤くなるこけもあります。

 

 アトピーの方などは、ピリピリの出現が強くなることがあります。

少しずつ試すようにします。

 

 そのときによって赤くなるところが違うこともあります。

 「ここを酷使していたんだな」とか「ここに老廃物が溜まってい

るのかも!」などといろいろとご自分の体のことをチェックできま

す。

 

 ある方は、外食が続いているときにナイアシンを摂ると肩から首

が赤くなるそうです。この方は昔は肩こりや首こりに悩まされてい

たそうです。まだその傾向が残っているから、「外食するとそこに

老廃が溜まる」と推測しているそうです。

 

 

※ナイアシンは

 日本ではナイアシンはまだなじみがありません。

 最近は日本でも、統合失調やウツなどに精神科医はナイアシンを

処方するようになってきました。

 

 

○ビタミン入りのドリンクを飲むと、おしっこが黄色くなったり

ビタミン臭くなったりするのは、なぜ?

 

・これは、ビタミン類が使われずに対外に排泄されていからです。